「面接の仕方がわからない。」「面接しても入社率が不安定。」
そんなお悩みをもつ運送事業者様が多いと思います。
運送業だけでなく、全ての業種に共通して言えることですが
入社時の面接は、とても大切です。
会社にもよりますが、面接の時間は、30分前後だと思います。
たった30分の中で、相手のすべてを知ることは不可能です。
30分、その中で私が面接をする時に心掛けていたのが、面接相手を安心させることです。
「来てくださり、ありがとうございます。」
言葉だけでなく、態度でも伝えます。笑顔と雑談を交えて。
面接という名の接客です。
安心の効果は、人を素直にさせ、本音で話してくれます。
本題を話すのは、安心の効果を得た後で十分です。
「この会社で働きたい」「この面接官なら信頼できる」
そう思わせることができたなら、面接は成功です。
私が、運送会社で商品の仕分業務の庫内管理を行っていた時、
一番に変えたいと思ったのは、パート社員・派遣社員の離職率の高さでした。
悩むだけでなく、心理学の本もたくさん読みました。
実際に行動に移し、面接の方法を変え、入社後のフォローも自ら行いました。
その結果、離職率は大幅に下がりました。
離職率が下がったことで、作業効率は上がりました。
人材は、会社の財産です。誰かの代わりなんていないことに、気が付きました。
面接がどれほど重要なことか、気が付くことができました。
責任者が必ず面接する必要はなく、適した面接官を選ぶことも大切です。
幸いなことに、私が面接した方は、100パーセント入社してくださりました。